(2026年10月時点の情報です)
はじめに
こんにちは、とどさんです。
高齢の親に会うため、ここ最近は毎月のように飛行機に乗っています。それだけ乗っていれば、スマートな旅慣れた人……になれれば良いのですが、現実は「え、それもダメだったの!?」と空港でワタワタする失敗の連続です。
先日Instagramに投稿した「飛行機のNG行動」のリールは、34万回以上見ていただきました。それだけ「知らなかった」「不安」という方が多いのだと思います。空港のルールって、本当にわかりにくいんですよね。
この記事では、リールで書ききれなかったお話や、私と家族の失敗談も合わせて、くわしくまとめます。
大とどさん何を隠そう、わしも全部やらかしたことがあるんじゃ……。今日はおさらいじゃ(メガネくいっ)



えっ、全部やったことあるの!? 自慢することじゃないわよ〜!
先に結論(早見表)
| 国内線 | 国際線 | |
|---|---|---|
| ① ペットボトルの水 | ○ 持ち込みOK | ✕ 保安検査前は没収(100ml超) |
| ② モバイルバッテリー(2026/4/24〜) | 手荷物で2個まで(各160Wh以下)・預けNG・機内で充電✕(本体も給電も) | 基本は同じ(航空会社で異なる) |
| ③ 電池入りの機器(PC・ヘアアイロン等) | 160Wh以下なら持ち込み・預けOK(条件あり)。預けるなら電源を完全OFF(スリープNG) | 航空会社で異なる |
航空会社によって条件は違います。乗る前に必ず公式サイトで確認してください。
① ペットボトルの水:国内線はOK、国際線は没収
保安検査場で熱いお茶を一気飲み!?
飛行機の中って、意外と冷えますよね。JALでもANAでも機内サービスでドリンクがありますが、悪天候で揺れが多いときは、温かい飲み物の提供を見合わせることがあります。
寒がりな私は、国内線では、夏でも熱いお茶を魔法瓶に入れて持っていきます。国内線は、飲み物を持ち込めます。ただ、保安検査場で「一口飲んでみてください」と言われることがあります。
ある日、淹れたてでグラグラの熱いお茶を入れてきたことをすっかり忘れていて、検査員さんの目の前でゴクリ。「あぢっ……!!」と悶絶して、顔が真っ赤になりました。恥ずかしい思いをしました。体験談ですが、熱い飲み物は少し冷ましてから魔法瓶に入れておくと安心です。



熱いお茶くらい、大人ならグッと飲み干せるんじゃよなぁ



この前、家で『あぢっ!』って叫んでコップを落としそうになってたのは、誰だったかしら〜?
国際線は「100mlの壁」で没収
国内線は飲み物を持ち込めますが、国際線はルールがまったく別物です。100mlを超える液体は、保安検査で没収されます。
- 国際線で、ペットボトルの飲み物を没収されたことがあります。
- 没収まではいかなくても、保安検査場の前で、大急ぎで、必死にお茶を飲み切ったこともあります。
- 中国便の機内食で出たペットボトルのお水、未開封だったしもったいなかったので持って帰ったのですが、その後の仁川(韓国)で乗り換えたとき、お水を没収されたことがあります。乗継のときの取り扱いは、空港や航空会社で違う可能性があり、公式の記載は確認できていません。あくまで私の場合の体験です。
出国の保安検査を通ったあと、免税店などで買った飲み物は、機内に持ち込めます。「国際線の飲み物は、保安検査のあとで買う!」と覚えておけば間違いありません。
② モバイルバッテリー:2026年4月24日から新ルール
スマホの充電が切れると不安な旅行ですが、モバイルバッテリーの扱いが、2026年4月24日から、国土交通省のルール改定でかなり厳しくなりました。うっかりでも、航空法違反として罰金などになる可能性がある、と報道されています。
国土交通省の案内では、ルールは次の4つです。
- 預け荷物には入れられません(必ず手荷物で機内に持ち込みます)
- 持ち込めるのは1人2個まで(1個160Wh以下。ふつうのスマホ用なら、ほぼ収まる大きさです。キャンプで使うような大きなポータブル電源だと、超えることがあります)
- 機内でバッテリー本体を充電するのはNG
- バッテリーからスマホなどへ電気を送る(給電)のもNG
スマホを充電したいときは、座席にコンセントがあれば、そちらを使います。手荷物にしたバッテリーは、頭上の収納棚には入れず、手元など、様子を見られる場所に置きます。ANAでは、ショートを防ぐために、端子にテープを貼る、1個ずつ袋に入れる、といった準備が必要です。航空会社によって、もっと厳しい場合もあります。



機内でスマホを充電してやろうと、バッテリーをつないでおったんじゃ……。知らなかったら、普通にやってしまうところじゃよなぁ



機内は逃げ場がないのよ! つなぐのは絶対にダメよ!



じゃあ、スマホを充電したいときは、どうするんじゃ?



座席にコンセントがあれば、そこを使うのよ。モバイルバッテリーじゃなくてね
③ 電池入りの機器(PC・ヘアアイロンなど)
ノートパソコンやコードレスのヘアアイロンなど、リチウムイオン電池が入った機器は、160Wh以下なら持ち込みも預け入れもできます(ANA国内線の案内より)。
パソコンを預けるときは、電源を完全に切る
預けるときは、電源を完全に切ってください。スリープはNGです。ぶつかって傷つかないよう、丈夫なスーツケースに入れるか、衣類でくるむなどして守っておきましょう。



パソコンは、画面を閉じて預ければ平気じゃろ?



それはスリープよ! 完全に電源を切らないとダメなのよ
ヘアアイロンは、タイプでルールが違う
- コンセント式:持ち込みも預け入れもOKです。
- コードレス(電池式):電池を外すか、誤作動しないようにフライトモードなどに設定すれば、持ち込みも預け入れもできます。外した電池は、手荷物で持ち込みます。
- ガス式:熱い部分に安全カバーが付いていれば、1人1個まで、持ち込みも預け入れもできます。詰め替え用のガスカートリッジは、持ち込みも預け入れもできません。
(すべてANA国内線の案内より。航空会社で条件は違います)
なぜダメなの?
リチウムイオン電池は、衝撃や傷みがあると、煙や火が出ることがあります。機内は逃げ場がないので、「充電中・使用中に異変が起きる」のを防ぐためのルールです。
番外編:こんなものも没収されました
殺虫スプレー
ひと吹きだけ……と思って持っていった、部屋用の殺虫スプレーを、没収されたことがあります。手のひらサイズでいつもカバンに入れて持ち歩いていたので、NGだと全く認識していませんでした。殺虫剤は、どんなに小さな缶でも、機内持ち込みも預け入れもできません(ANA国内線の案内より)。
制汗スプレー・ヘアスプレーはどうなの?
化粧品・医薬品のスプレーは、引火性ガス・毒性ガスを使っていないものなら、機内持ち込みも預け入れもOKです。条件は、1本0.5kg(0.5L)まで、全部で2kg(2L)まで。ボタンが押されて中身が漏れないよう、キャップなどで守っておく必要があります(ANA国内線の案内より)。
市販のスプレーには、LPGなど、引火性ガスを使ったものもあります。缶の裏の成分に「LPG」「液化石油ガス」と書いてあれば、引火性ガスが使われているので、持ち込めません。迷ったら、持っていかないのが無難です。
キーホルダー型のナイフ(夫の悲劇)
私の夫はとても几帳面な性格で、お菓子の袋やほつれた糸くずなど、私なら手でブチッとちぎってしまうものも、ハサミで切りたい人です。だから、ほんの4cmほどの小型のアーミーナイフを、常に持ち歩いて使っていました。
そのお気に入りだった、スイスの有名ブランドのアーミーナイフのキーホルダーを、保安検査で没収されました。おもちゃではなく本物だったので、今でもときどき嘆いています。



たったの4cmじゃぞ!? ハサミなら『6cm以下なら持ち込める』と聞くのに、なんでなんじゃ!?



小さくても、先が尖った『ナイフ』は一発アウトなのよ……。大とどさん、あのあと空港でしばらく凹んでたわね
そうなんです。ANA国内線では、先端が尖っていない刃体6cm以下のはさみは、機内に持ち込めます(刃体は、ネジの中心から刃先までの長さです)。でも、この6cmの条件は、はさみの場合です。ナイフは、小さくても持ち込めません。成田空港の案内でも、キーホルダーの小さなツールナイフは、基本的に機内に持ち込めないとされています。
預け入れ荷物に入れれば運べます(刃の長さ・大きさによる制限あり)。カバンに入れっぱなしの旅行用キーホルダーには、要注意です。
出発前チェックリスト
- □ 【国際線】飲み物は、保安検査のあとに買う
- □ 【バッテリー】預け荷物に入れない・2個まで手荷物に・機内で充電しない(本体も、スマホへの給電も)
- □ 【PC・ヘアアイロン】預けるなら電源を完全にOFF(スリープはNG)。コードレスは、電池を外すか誤作動防止の設定を
- □ 【カバンの中】殺虫剤、LPGのスプレー、刃物(キーホルダー型を含む)が入っていないか
まとめ
知らずに没収されると悲しいので、乗る前にこのリストを保存して確認してみてくださいね。身軽で安心な空の旅を楽しんでください!
関連記事: 【吉祥航空ビジネスクラス搭乗記】機内食をガチレビュー「普通のお弁当」から「陶器のお食事」へ劇的進化!
出典(2026年10月時点)
- 国土交通省「モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルール」 https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000310.html
- ANA国内線「機内持ち込み・お預かりできないもの」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/domestic/caution-restriction/
- ANA国内線「条件があるもの」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/domestic/caution-restriction03/
- 成田空港「国際線の液体物」 https://www.narita-airport.jp/ja/airportguide/security/liquid/
- 成田空港「制限品一覧」 https://www.narita-airport.jp/ja/airportguide/security/master-sheet/
- ANA国内線「ハサミやカッターを手荷物として空港に持ってきました。どうすればいいですか。」 https://ana-support.my.site.com/jajp/s/article/answers577ja
- BCNリテール「モバイルバッテリー機内持ち込みの新ルール」(報道) https://www.bcnretail.com/market/detail/20260416_620005.html
- ファイナンシャルフィールド「モバイルバッテリーの持ち込みルール変更」(報道) https://financial-field.com/living/entry-503052











